- はじめに:格上に「速さ」で対抗していませんか?
- 第1章:なぜ速いボールは格上に通用しないのか
- 第2章:時間の使い方(1)自分に時間を作る
- 第3章:時間の使い方(2)相手の時間を奪う
- 第4章:時間の使い方(3)緩急で相手に時間を与えない
- 第5章:場面別・スコア別の使い分け
- 🗣 BANNOの独り言
- 第6章:まとめ
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- 【第77回・永久保存版】格上に勝つ人は「速いボール」を打たない:速さではなく「時間」で格上を崩す3つの使い方
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はじめに:格上に「速さ」で対抗していませんか?
格上に、真っ向から打ち勝とうとしていませんか。速いボールを打てば格上にも通用する、そう思って力いっぱい振り抜く。でも結果は、ネットにかかる、大きくアウトする、たまに決まっても続かない——そんな経験がある方は多いはずです。
「もっと速く打てない自分が悪い」と思いがちですが、実はそれは技術の問題だけではありません。格上に勝つ人は速いボールを打ちません。打たないのではなく、あえて選ばないのです。代わりに使っているのが「時間」です。
今回は、速さではなく時間で格上を崩す考え方と、具体的な使い方を徹底解説します!
第1章:なぜ速いボールは格上に通用しないのか
理由はシンプルで、格上は速いボールに慣れているからです。
【速いボールの3つの落とし穴】
- 相手が楽になる:速いボールほど、相手はその勢いを利用できます。ラケットを合わせるだけで返せるので、速く打つほど相手が楽に返せる場面が増えます。
- 自分のミスが増える:速く打とうとすると力み、スイングが大きくなり、打点がぶれてコントロールが落ちます。長いラリーになるほど先に崩れるのは自分の方です。
- 自分の時間がなくなる:ボールが速いと、自分の戻る時間も短くなります。思い切り打ったあと体勢が崩れ、次の準備が遅れ、相手の返球にさらに焦る悪循環が始まります。
格上が崩れるのは速さではなく、タイミングを外されたときです。いつもと違う高さ、深さ、スピード。その小さな違いが、相手の準備をずらします。
第2章:時間の使い方(1)自分に時間を作る
苦しい場面では、高く、深く返してください。ボールが高いと相手はすぐに攻めにくくなり、深いと相手はベースラインの後ろで打つことになります。その間に自分のポジションに戻り、息を整えて次のボールに備えられます。
ただし、ただ高ければいいわけではありません。大切なのは高さと深さの両立です。相手がベースラインより後ろで打つ高さと、相手が前へ踏み込みにくい深さ。この2つがそろって初めて、時間を作れます。
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第3章:時間の使い方(2)相手の時間を奪う
これは速いボールを打つことではありません。相手が準備する前に、こちらが早く触ることです。
例えば、ボールが上がる途中をライジングで打つ。いつもより半歩前で打つ。これだけで相手の戻る時間は短くなります。
大切なのは毎回やらないことです。普段は深く返しているのに、急に早いタイミングで来る。その変化が相手のリズムを崩します。ライジングは無理に強打する技術ではなく、相手のボールの勢いを少し借りるイメージです。相手の返球が少し浅くなったとき、自分の足が前に運べているときなど、使える場面を選ぶことが成功のコツです。
第4章:時間の使い方(3)緩急で相手に時間を与えない
格上にのんびり構える時間を与えてはいけません。真ん中の打ちやすい高さに何度も返すのは、相手に練習をさせているようなものです。
高さと深さを変えてください。1本は高く深く、次は少し浅くサイドへ、次はスピードを落として相手に打たせる。相手に自分でスピードを作らせるのです。格上でも自分で作るボールは少し難しくなり、ミスが出る確率が少しずつ上がります。
高い、低い、深い、浅い、回転が多い、少ない。この組み合わせが相手の予測を外します。格上を崩すのは特別な一発ではなく、予測を外し続ける小さな変化の積み重ねです。
サーブとリターンでも考え方は同じです。サーブでは毎回全力で打たないこと。速いサーブの合間に回転をかけたサーブを混ぜるだけで、相手のタイミングは狂います。リターンでは、相手の速いサーブに速く返そうとせず、ラケットをコンパクトに当てて深く返す。相手の武器である速さを利用させない工夫です。
第5章:場面別・スコア別の使い分け
- 押されている場面:高く深く返して時間を作る。無理に逆転を狙わないことが、逆転への近道です。
- 五分五分のラリー:高さと深さを変えて相手の予測を外す。
- 少し前に出られる場面:早く触って相手の時間を奪う。強く打つ必要はなく、早く確実に次のボールを相手コートへ運びます。
- リードしている場面:急ぐ必要はありません。
- リードされている場面:焦って速く打つと差は広がる一方です。まずは高く深く返してラリーを長くし、相手に勝ちを意識させる時間を作ります。競った場面ほど、時間は武器になります。
練習では、まず高く深く返すことから始めてください。狙うのはベースライン近くに落ちる山なりのボールで、スピードは気にしなくて大丈夫です。次に、同じ練習の中でたまにライジングを混ぜます。いきなり試合で全部やろうとせず、1試合で使うテーマは1つで十分です。
🗣 BANNOの独り言
格上相手に力んでミスが続く場面は、レッスンでも本当によく見ます。本人は「もっと強いボールを打たなきゃ」と思っているんですが、実際は逆なんですよね。
そういうとき僕が声をかけるのは、「まず1本、高く深く返そう」。これだけでラリーが続くようになって、落ち着いて次のボールを選べるようになることが多いです。
攻められているのに無理に攻め返さない。それだけでラリーの流れは変わります。「勝つ人は速くない」というのは、現場で何度も見てきた実感です🎾
第6章:まとめ
覚えるべき3大原則
- ✔ 速さではなく「時間」で戦う:格上は速いボールに慣れている。崩れるのはタイミングを外されたとき
- ✔ 自分の時間は「高く・深く」で作る:高さと深さの両立が、立て直しの起点になる
- ✔ 相手の時間は「早く触る」と「緩急」で奪う:毎回ではなく、変化として使うから効く
テニスはボールを打つスポーツであると同時に、時間を作るスポーツです。次の試合ではまず1本、苦しい場面で高く深く返してみてください。そこから、時間の使い方が始まります。
競った場面ほど、時間と準備が武器になります。まずは次の試合の大事な1球で、ぜひ試してみてください!🔥
💬 皆さんの声をお聞かせください!
「大事なポイントで崩れてしまった経験がある!」「自分はポイント前にこんな言葉を決めている」といった経験や、皆さんが決めている”言葉”をぜひコメント欄で教えてくださいね😊👇
みなさんからのご質問や「この場面の考え方について知りたい」というリクエストもお待ちしております!
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それでは、また次回の配信でお会いしましょう!BANNO TENNISでした👋🎾✨
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